特別企画:水中ライト比較

今回、UK (Underwater Kinetics社)のLight Cannon 100 HIDを購入しましたので、水中ライトの比較をしました。HIDとは自動車にも使われているランプで、ワット数の割に明るく、太陽の色温度が近いという新世代のランプです。実に水中ライト向きで、今後既存のランプがこれに置き換わるのではないかと思いましたので、どの程度違うものなのか比較してみました。
実はこれまでも既に存在していたのですが、10万円以上するような高価なものでした。Light Cannon 100 HIDは、非常に手頃な価格(と言ってもまだかなり高いですが)で登場したため、海外の雑誌などでは既に高く評価されています。

UK (Underwater Kinetics)社Light Cannon 100 HIDの概観です。ランヤードは付属でした。パッケージとしては、このようなランタン型ハンドル、ピストル型ハンドルの選択、リチャージャブルバッテリーが通常のバッテリーかの選択が可能です。リチャージャブルの場合、$100位高いです。バッテリーは秋月電子で安く買うので、私は通常のバッテリーのもの($198)を購入しました。
最近は値下がりし、LeisureProなどでは149ドル位でで購入できます。LeisureProのリンクはリンク関係のページにあります。
もちろん国内価格39,000円也に変わりはありません。
↑これがHIDです。通常のハロゲンランプとは似ても似つきません。 ↑拡散フィルターが2枚付属しています。ビデオライトとしてもバッチリです。

 

↑Light Cannon 100の拡散フィルターなしです。中心が完全に飛んでいること、青く見えること等がポイントでしょうか? ↑アポロの水中ライトAL-2Hです。 
ランプは5.2V0.85Aですので、4.4Wってことになるのかな?
←ナイトをしたことのあるダイバーならば、誰しも一度は持ったことのある(言い過ぎ?)ナイトの定番、トーシバK-133です。

ランプは4.8V4Wです。アポロAL-2Hよりは中心部が明るいようです。

 

↑エポックのビデオライトEL-1530です。左が15W右が30Wに切り替えたところです。
カメラが補正してしまって、あまり差がなく見えますが、30Wでは左のタンク全体がより
はっきり見えると思えます。全体により白く見えます。

 

←Light Cannon 100 HIDに拡散フィルタを1枚付けたものです。ビデオライトに比べるとやや中心が強く、拡散の度合いが足りませんが、ビデオ撮影にも十分使えそうです。

感想としては、10Wでありながら、10Wや15Wより明るく、30Wほどではないのかなという感じです。

 

↑SONYのビデオイトHVL-20DWのDIVのハウジングです。左が10W、右が20Wです。
20Wの方がより周辺部分に光が回っています。向けた方向がちょっと違っていたらしく、後ろの柱は10Wの方が明るいですが、タンクが二本とも20Wの方がより明るいです。

 

今回実験に使ったライトです。上から順番に、東芝K-133、Light Cannon 100、アポロAL-2H、エポックEL-1530、DIVハウジングです。重量は上二つが約1kgで同等、残り3台はほぼ800gで同等ですが、バランスの問題からか、EL-1530が飛びぬけて軽い気がします。東芝は頭にウエイトも入っているので、持ったときヘッドが重く、印象として一番重い気がします。ランプはどれもハロゲンです。EL1530とLight Cannonを一緒に持つとEL1530の方が軽いですが、大差は感じません。それよりもEL1530は小さいですね。

問題点: いろいろな方からの情報でどうやら共通の欠点があるようです。それはバルブが弱いらしく、衝撃のせいかどうか不明ですが、点灯しなくなることがあるようです。しかもこのバルブは高いです。国内価格2万円です。日本で購入したものはそれが正規であればフィッシュアイ社に行くことになるようですが、ヘッド部分のまるまる交換で、タイミング悪いと2-3週間待たされるようです。

また、この国内で購入した場合の1年目の保証ですが、この壊れやすいと噂されるバルブがどういうわけか、購入後
30日間しか対象ではありません。わざわざ国内で買うのはその保証があるからだと思うのですが、ランプの命とも言うべきバルブが対象外とはいったいどういうことでしょうか?
壊れ易いというのを認めているようにも見えます。

因みにこの国内価格20,000円の交換バルブですが、日本語でも注文可能なベリシモという海外サイトでは、7,500円で、送料750円です。リンク関係のページにリンクはあります。他のサイトでも概ね65ドル程度です。

「7.HIDのライトって良いですよ。」に戻る

こちらも参考にしてください。
高輝度白色LEDを使った自作ライトです。

トップに戻る