最近、練習のし過ぎか、はたまた年の取りすぎか、若い頃は決してなかったような気がするのですが、よくやるのです。
 カードをよく落とすのです。この場合、決してやってはいけない事が起こったと思ってください。
 よく若い人が、玉やコインを練習中、落とすと言うことは良くあることですが、カードは、意識しなければ落ちるはずも無いものなのです。
 それが最近多いのです。ウルトラCの連続技を練習しているのでもないのにです。
 ただ、最近はフォールス、ディールの練習時間が長いせいもあるのかもしれません。つまり手から離れるテクですから、これはしょうがないのかもしれません。
 さて、落ちた場合ですが、まずデック全てをあきらめないといけないとまで、思うようにしてください。
 通常、落としますと、エッジのどこかが必ずダメージを受けます。
 それでですが、サイド(カードの長辺)にできたキズは、まだ良いのですが、エンド(カードの短辺)側は少々問題が発生します。ファーロー シャフルをやる場合に、エンドに整合性が無いと、どうもうまくありません。
 特に最悪は、インデックス側のコーナーをやってしまった場合は、カードに謝ってあきらめたほうが無難です。
 そして、練習用にまわすしかないようです。と、こういうことなのですが、完全に復元は出来ませんが、一応お試しください。
 スプーンを使うのです。(写真左上)まずは、キズになったささくれをスプーンを伏せて、軽く外へと、そのささくれを伸ばします。力を入れすぎないでください。スプーンのこの舌先の角は、気がつかないのですが、かなり鋭角になっています。
 そして、次にスプーンの湾曲したお尻を使い上から、硬い天板との間でカードを、挟み圧着して、アイロンのように少し伸ばすようにします。(写真左中)
 これで、紙が納まってくれれば良いのですが、なかなかそうも行かないことのほうが多いです。ですから落とすことだけは、避けるようにしてください。
 次には、カードの手持ちに余裕のある方は良いのですが、同じデックを長く使いすぎますと、エッジに汚れが目立ってきます。これもスプーンが一番手っ取り速いし、便利です。
 またも、一番汚れている、35年前のカードです。ここまで汚れればあきらめるしかないのですが、やはりスプーンを伏せてやってみてください。これも力を入れないでください。力が入りますと、表層の紙を削ぎ落とすほどの力があります。